あれから、、思い出の月の11月に、皆様、遠くから、ありがとうございました。
20年前、、武蔵小金井、今では幻のローズガーデン風花(カザハナ)で、村田先生のローズレッスンはスタートしました。
あの頃、、村田先生の印象は静かな低い話し声で、何時もバラの庭の事を考えていました。話している内に、、先生は後ろに後ずさりをしてしまうのですが、、それでもバラの話は止まりませんでした。
そんな、、人見知りな村田先生が、人前で話が出来るだろうか、、不安で少し心配でしたが、レッスンが終わってみれば、、村田先生の言葉は魔法の呪文のよう、、いつか、夢見る村田先生のバラの世界に生徒さん皆が、入り込んでいました、
リパッティ指揮のクラシック音楽がお好きでした。
西荻のレッスンの時は、、終わると近くの古本屋さんに必ずお出かけして、 お目当のCDが見つかると オークンバケットにもダビングして下さいました。
ベートーベンや、バッハ、モーツアルトの曲が流れ、、おしゃれな村田先生のバラのお話はジョークも交えながら、レッスンが始まります。
誰も見たことがなかった立体感のある庭、小さなバラを組み合わせたり、枝垂れるバラの優しい表情、空中に風景を作り出すつるバラの面白さ、村田先生にとっては初のスタートでしたが、聴いてる私達も初めてのことばかり、バラの事をもっともっと好きになりました。
国際バラとガーデニングショウ 、、西武ドームでの、村田さんを紹介する看板に書かれた記事は、本当にそのとおりだと思いましたので、一部をご紹介します。
、、[村田晴夫さんが仕立てたバラは美しいだけでなく、まるで魔法をかけたかのように豊かな表情を見せてくれます。しなやかに枝を伸ばし、アーチやドームに仕立てられ、忘れがたい情景を作ります。
たとえ庭がなくても、つるバラを巧みに操り、家の壁やフェンスに見事なローズガーデンを誕生させてしまいます。]、、、
オークンバケットのバラの庭づくりレッスンでは、狭い庭こそのつるバラの楽しみ方、枝の使い方、村田先生の伝言や思いを出来るだけ伝えたいと思っています。
つるバラの枝を自由に使い工夫する面白さ、今でも冬が一番好きです 。
バラを見るたびに、村田先生が原点であることを忘れません。
涙になってしまったり、笑ったり、、久しぶりにお会いする懐かしい顔、優しい笑顔の皆様が、村田先生の思い出を話して下さいました。
斎藤さん、そして、関係者の皆様、お疲れ様でした。楽しかったですね。
ありがとうございました。
オークンバケット